HIV感染とエイズが発見された当初、不治の病と言われていました。
確かに現代医学でも感染したHIVウイルスは死滅させられません。
HIVに感染すると徐々に免疫機能が低下し、健康体の人にとっては何の害もないような細菌やウイルスにも感染するエイズにいたります。
しかし最近では抗HIV薬が次々と開発され、早期に発見し、適切な投薬治療を行えば、エイズを発症することを防げるようになりました。
国内では20以上の薬が承認されており、それ以外の薬を複合的に組み合わせ服用します。 発疹や下痢など副作用がでることもあり、薬を生涯飲み続けなければならいませんが、きちんと服用すれば、それほど支障をきたさずに日常生活をおくれます。
ただ問題なのは、エイズ検査を受けず、治療が遅れてしまい、病状が悪化してしまうケースが多いそうです。
『HIVに感染してたらどうしよう…』という恐怖から検査が遅れてしまっては、治療で抑えられるエイズの発症も抑えられなくなってしまいます。
なので、自分のためにもパートナーのためにも、心当たりのある場合は、積極的に検査を受けるようにしましょう。
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