粘着力のある巣を張ったり、飛びついたりして他の虫を捉えるイメージのあるクモ。
しかし、驚くことに、自然界には半水生化し、魚をとらえているクモがいます。
この魚を捕らえて食べるクモは池や沼地などの淡水域に生息し、
巣を作る代わりに足を使って狩りをします。
中には泳いだり、潜ったり、水面を歩いて、獲物を捕獲するクモも。
数万種いるといわれているクモのうち、シックス・スポテッド・フィッシングスパイダーやグレート・ラフト・スパイダー等、少なくとも18種が魚を捕食すると確認されました。
これらのクモは獲物を捉えると、麻痺させる神経毒を体内に注入し、
息絶えた後に乾いた陸地に運びます。
その後、体の組織を液化する化学物質を注ぎ込み食すそうです。
獲物になる魚はクモよりも2倍、時には4倍近い大きさになることも。
自然界には驚くべきクモが存在してるのですね~。
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