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病気や健康の関する豆知識、その他面白いと思った雑学と日々の記録
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HIV感染とエイズが発見された当初、不治の病と言われていました。
確かに現代医学でも感染したHIVウイルスは死滅させられません。

HIVに感染すると徐々に免疫機能が低下し、健康体の人にとっては何の害もないような細菌やウイルスにも感染するエイズにいたります。

しかし最近では抗HIV薬が次々と開発され、早期に発見し、適切な投薬治療を行えば、エイズを発症することを防げるようになりました。

国内では20以上の薬が承認されており、それ以外の薬を複合的に組み合わせ服用します。 発疹や下痢など副作用がでることもあり、薬を生涯飲み続けなければならいませんが、きちんと服用すれば、それほど支障をきたさずに日常生活をおくれます。

ただ問題なのは、エイズ検査を受けず、治療が遅れてしまい、病状が悪化してしまうケースが多いそうです。
『HIVに感染してたらどうしよう…』という恐怖から検査が遅れてしまっては、治療で抑えられるエイズの発症も抑えられなくなってしまいます。

なので、自分のためにもパートナーのためにも、心当たりのある場合は、積極的に検査を受けるようにしましょう。
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先日、『ナマコ靴下が水虫に効く』というニュース記事がありました。

ナマコの煮汁には『サポニン』という成分が含まれています。
このサポニンには優れた抗菌作用があり、これにより水虫の予防・改善に期待できるそうです。

本来、工場で加工する際に廃棄するナマコの煮汁から抽出した成分を繊維に練りこみ、水虫の予防・改善に役立つ靴下を作るわけです。

ナマコの煮汁に、こんな効果や使い方があったとは驚きです。
今まで廃棄していたものなので、有効利用できるのはいいですね。

ただ、ナマコ靴下が『水虫に効く』と言っても、どの程度効果があるかは疑問。
水虫の治療に使えるレベルではないでしょうが、普通の靴下を履くよりも、水虫予防・改善に役立つのではないでしょうか。

どれくらいの洗濯回数まで抗菌効果が持続するのか等も気になるところです。

年内には発売されるようなので、水虫でお悩みの方は試してみられては?
人畜共通感染症と呼ばれる現象は犬や猫に咬まれたり、ひっかかれた際に感染します。
また、唾液、尿、糞便などから感染することもあります。

イヌやネコが持つ人畜共通感染症の原因となる寄生虫や菌としてものとして、
よく知られているものに、

・トキソプラズマ
恒温動物に寄生し、リンパ節の腫れや発熱・筋肉痛・疲労感といった
風邪のような状態になるトキソプラズマ症を引き起こす

・パスツレラ
咬傷箇所の発赤・腫脹・化膿、気管支炎・肺炎などの呼吸器疾患、まれに髄膜炎を引き起こす

・クリプトスポリジウム
ヒトを含む脊椎動物の消化管等に寄生し、下痢などのクリプトスポリジウム症を引き起こす

・イヌ回虫
イヌ・イヌ科動物に寄生する回虫だが、幼虫がヒトなどに寄生することがあり、
内臓幼虫移行症や眼幼虫移行症を引き起こす

・MRSA
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌。
ほとんどの抗生物質の効かない多剤耐性で、病院など薬剤使用の多い場所で多く見られ、
肺炎、敗血症、腸炎、髄膜炎、胆管炎などを引き起こす

・クロストリジウム・ディフィシレ
ヒトや動物の腸内に生息し偽膜性大腸炎の原因になる

これらの人畜共通感染症を予防するために、
ペットが引っかいたり噛み付いたりしないようしっかり躾け、
感染を招く犬や猫とのキスやトイレ掃除の後に手を洗わない等の行為はやめるようにしましょう

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