話題になったドラマ『半沢直樹』。銀行員の間では『現実にはあのような痛快な銀行員はいない』と言われていました。まあ、それはそうでしょう。
個人的に好きだったのが、片岡愛之助氏演じる国税局査察官の黒崎さん。あの強烈な存在感と台詞回し、そしてインパクトのあるオネエキャラで大いにドラマを盛り上げてくれましたね。
騙し取られた融資金を回収しようとする銀行と、脱税者を捕まえ税金を取ろうする国税庁の対立。
この構図は面白いですが、実際の銀行と国税局の力関係はどうなのでしょう?
面白いのが『現実の国税局はドラマ以上に恐ろしい』という指摘が銀行員からあがったこと。
銀行員曰く、ドラマですら生ぬるく、脅しに高圧的な態度でこられるとか。逆らったときには営業時間中でも支店を閉められるそう、そうなれば顧客に迷惑をかけるばかりか、金融庁に対しても報告義務が発生するそうです。
やはり公的権力のある国税局の方が銀行に対して圧倒的に優位のようです。銀行に全くやましいことがなければ別かもしれませんが…。
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