最近のエビの価格高騰の一番の原因は、養殖量の多い品種のエビ「バナメイ」に魚病が流行していること。
日本で消費されるエビのうち9割が輸入に頼っています。そのうちベトナム、インドネシア、タイからの輸入がその半分を占めています。
それらの東南アジアの養殖場で数年前からエビの早期死亡症候群と呼ばれる病気が発生しまし、生産量が激減。そのため、パナメイの供給が不足し代替品として、ブラックタイガーをはじめとする多品種のエビの価格も高騰しているのです。
ブラックタイガーの輸入元売り価格は現在、前年同期比で約2倍にまで値上がりしています。
しかも、エビの早期死亡症候群がここまで流行した原因が特定できていないため、バナメイの生産量が回復するメドはまだ立っていません。しばらくエビの価格高騰は続きそうですね。
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